この先にはネタバレがあるかもしれない。
貴方はネタバレを嫌って読まなくても良いし、
気にせず読み進めてもよい。
とりあえず追加で作った3名。
- けんご
- からか
- てきと
- 職業&外見:メディック♂1
- 気弱。自分の意見を出さない、というか自分の意見がない。
- 優柔不断とは微妙に違う。決めろと言われれば、それはもう適当に決める。
- 「ん?いいよ、まかせる」
- 前作メディックはガチ回復担当でした。
- というわけで殴りメディックに決定。
- STR上げて試しに前列に出してみたらえらい強かったんですが。
- 裏設定。こいつもフルネームが。でもちょっとアレなので公開しません。
昨日と合わせて8名を色々入れ替えながら探索中。
いまのところ、イプ、ローム、からか辺りがイマイチ。
けんごは強いね。火力高すぎだ。
エナはしばらく要らない子状態だったんですが、
精霊の守りLv5が地味に役立ってます。
序盤限定っぽい気はしますが。
とりあえず探索にはかなり便利。FOE戦には微妙。
あとレンジャーとソードマンを早急に増やしたいと思ってるんだが、
んー、誰にしようかな……自キャラがもう思いつかない。
以下、なんとなく小説風味に昨日のハイライト。
〜2F採掘ポイント〜
扉が重い音を立てて開いた。
「ふう。やっと着いたか」
剣悟とエナを先頭に5人が扉をくぐる。全員がくぐったところで、扉は再び重い音とともに閉じた。
「最初からちゃんと来てれば、わざわざ3階から戻ってきたりしなくて済んだのにな」
「何よ。私が悪いっての?」
「ハハハ、るうとを決めているのはりぃだーデアルあーやデース」
即座に突っ込まれてロームをアーヤは睨みつける。とはいえ、言われたことは正しい。採掘を忘れて3階への階段を上るのを決めたのは彼女自身だった。
「まあ磁軸の柱だったか? あれが見つけられたんだからいいけどな。3階から入れるのは便利だよな」
「あんたが倒れてたから、糸で帰ろうか迷ってたけどね」
「……千角」
睨み付けられて千角は軽く肩をすくめた。
「何かあるのは分かってたから、結局強行したんだけど」
「言っとくけど、新しい階に入った途端に集中攻撃喰らって倒れるような役立たずの前衛を使ってるのはあんたが採掘できるからなんだからね」
不機嫌そうに言うアーヤだが、どこかその口調は言い訳がましい。何かを誤魔化すように早口で捲くし立てる。
「私の新しい銃まで、あと天河石2つ、とっとと掘りなさい。新しい銃があれば、あんたなんか居なくてもいいんだから」
「へいへいお嬢様、仰せの通り」
「だから、お嬢様は止めなさいってば!」
「へいへい」
ひらひらと手を振りながら部屋の奥へと剣悟は採掘に向かう。
「ダーメデスヨあーや? 防御薄クテ心配ナンダッタラ、チャント言葉デ伝エナイトイケマセーン」
「そ、そんな心配してないわよっ!?」
後ろで騒ぐ二人の声を聞きながら、採掘を開始する。
「やれやれ、お嬢様は今日もご機嫌斜めだねっ……」
その瞬間、誰も剣悟に注意を向けていなかった。
部屋は閉じられている。獣の気配はしていない。
なにより。採掘をしている時に襲われたことなど一度も無かった。だから、気を抜いていた。
「っ!?」
打撃音とともにアーヤの身体を衝撃が襲った。
「つ…… ちょ、剣悟? なにすんのよ!」
激しい勢いでぶつかってきた剣悟に反射的にどなりかえしたアーヤの身体に鮮血が舞った。
「……え?」
血にまみれた剣悟はぴくりとも動かない。
「……サンダー」
気だるそうな千角の声に、アーヤは顔を上げる。
雷の術式が生んだ雷撃が轟音とともに落ちた。剣悟がついさっきまで居た場所。
雷撃が巻き上げた土埃の中から巨大な花が姿を現した。大してダメージを受けていない様子を見て千角が軽く舌打ちをする。
「……剣悟?え、何、これ。剣悟?」
未だ混乱から抜け出せないアーヤを、巨大花が蔓を腕のようにしならせて狙う。
「アーヤ、逃げるわよ」
駆け寄った千角がアーヤに告げる。返事も聞かずに腰の袋から『アリアドネの糸』を引きずり出す。
「え……、あ、う、うん……」
千角が『アリアドネの糸』を起動させる。樹海から瞬時に脱出することができる『糸』はしかし、起動に時間がかかる。アーヤの目に剣悟の血で濡れた蔓がゆっくりと迫り。
「………………」
その間に、ふらっ、とまるで迷い込んだかのようにエナが割り込んだ。
デジャブを感じる打撃音と衝撃。
蔓の一撃を受けたエナは、そのまま後ろのアーヤに叩きつけられた。抱きかかえたエナの身体から、ゆっくりと力が抜ける。
「エナ……? ……エナッ!!」
問い掛けにエナは答えない。
瞬間、『アリアドネの糸』が起動した。