久しぶりに夏緑

なんか他にも読んだ気がするが思いだせん。

  • 腐った林檎と吸血鬼

腐った林檎と吸血鬼 (HJ文庫)

腐った林檎と吸血鬼 (HJ文庫)

読了。
人間を滅ぼすと食料がなくなって自分達も滅びる、という
ある意味当然の理論を持つ吸血鬼を始めてみた気がする。
まあ、血からしかエネルギー得られない吸血鬼も珍しいんだけど。
最初の理屈付けはともかく、裏で暗躍する人外組織は
それほど新鮮味もないし、少々物足りない内容かなぁ。
吸血鬼化で身体の構造が変わったから普通の食べ物だと腹を壊すとか、
だから味覚が変化して、普通の食べ物はどれも不味くなるとか、
その辺の小ネタは面白かったんだが、本筋と関わらないしなぁ……
ヒロイン関連にも結局どんでん返しとかないし。
それとも、これシリーズ化する前提の1巻目なんだろうか。
だとしても、掴みが弱すぎるよなぁ。うぅん。