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ワカタケさんの感想を読んで興味が湧いたので買ってみました。
- 作者: 鯨統一郎
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 1998/05/24
- メディア: 文庫
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- 新・世界の七不思議
- 作者: 鯨統一郎
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 2005/02/24
- メディア: 文庫
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七不思議の方は続編ということで一緒に買ってきた。
歴史ミステリーというジャンルは知らなかったけど、
最近だと映画で話題になったダヴィンチコードとかが該当するのかも。
MMRもちょっと近い。
表題の邪馬台国の話はなかなか説得力を感じたし面白く読めた。
他のは、まあ斬新な説だとは思うけど……、レベルだったかな。
会話というか、キャラ同士のやりとりは面白いから問題ないんですけどね。
ただ、『邪馬台国〜』は会話を普通に楽しめたんだけど、
『〜七不思議』の方はちょっと宮田が嫌な感じだった。
語り部のハートマン教授が宮田に悪い印象を持ってるせいもあるのかもしれない。
ハートマン教授自体も微妙に嫌な感じの独白したりするので。
つまるところ、ハートマン教授が微妙ってことなのだろうか。
謎の解明に関しても、
詳しく調べていたと思われる日本史と違って、
七不思議は全然知らない状態で即興で説を組み立てるものだから
その分、安っぽさというか、前作の時の妙な熱さがないというか。
ちょっとその辺は残念だったかも。
登場キャラの一人が別シリーズで主役張ってるらしいので、
そっちもそのうち探してみようかな。