不気味で素朴な囲われたきみとぼくの壊れた世界 (講談社ノベルス)
- 作者: 西尾維新,TAGRO
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2008/12/05
- メディア: 新書
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串中弔士は2回とも全滅エンドなんだなぁ、とふと思った。
全滅というには生き残り多いけど、まあ比喩的な意味で。
本人は無傷な辺りがなんとも。
前回は黒猫さんにちょっと傷を負わされたけど、
今回に関しては完全に無傷だしなぁ。
14年経って成長したということか。悪化したという方が正しいかもしれんが。
それはそうと、本人も最後に言ってはいたが、
前作に比べると一味足りない尻切れトンボ感は否めない。
完全に番外編だったきみとぼくが壊した世界と違って、
一見ちゃんとした一編に見えるものの、
外伝ですらない…なんというかおまけの一話的になってる感じ。
串中弔士らしいといえばらしいが。
さて、次は最終巻、黒猫と迷路の話か。
今回もさらっと予告と違う内容だったことを考えると、
次回も信用していいのか微妙だが。