マスラヲとカクレヒメ

昼休みに読んでいるEXが読み終わらない…

読了。よい最終回でした。
帰還が単純な地下から帰還でも魔眼としての帰還でもなく、
「俺」の帰還、というところには痺れました。
闇からの帰還も含めてるのかもしれないけど、そっちはおまけだろうなぁ。
最後まで力を得ることなく、
思いつく限りの知略の限りを尽くすヒデオは
やはり最高に格好いい男でした。
エンディングのあの姿のことはとりあえず脇に置いておきます。
エンディングといえば、宮内庁ですが。
お・り・が・みでの宮内庁というガジェットはとても気に入っていたので、
いつか自分の作品にも使ってみよう、等と思っていた矢先だったので
かなり吹きました。タイムリーにもほどがある。
なお、あとがきで「いつまで同じ世界観で〜」みたいなことを述べていましたが、
ミスマルカが同一世界だった時点でそういう作者であると認識してるので
こちらとしては「いいぞ、もっとやれ」とお答えするまでです。
外伝も楽しみだなぁ。

  • カクレヒメ2

カクレヒメ〈2〉 (電撃文庫)

カクレヒメ〈2〉 (電撃文庫)

読了。
空ろの箱の方を先に読み始めていたのに、
気が付いたらこっちを読んでいたという怪奇。
まあ、よくある話です。
前回、意図せずにこれだけのツンデレを書いていたなんて
絶対に嘘だ、と思ったのですが。
今回のを読んで納得しました。
なるほど。意図して書いた今回と比べれば、
前回は全然ツンデレ度が低かったなぁ、と。
異能をテーマにしつつまったりラブコメ、ちょこっとシリアスな作風は
あるようであんまりないので次も楽しみです。