ロクメンダイス、とその他

いいかげん書かないと忘れてしまう。

  • ロクメンダイス、

ロクメンダイス、 (富士見ミステリー文庫)

ロクメンダイス、 (富士見ミステリー文庫)

読了。
ラノベスラムの奥から引っ張りだしてきました。
富士見ミステリー文庫三大奇書候補の筆頭としても名高い本作。
奇書というか、ありていにいうと地雷扱いされてるわけですが。
……おかしいな。普通に読めてしまったぞ?


まあ、敢えて言えば序盤の導入部がちょっと読みづらく、
また中盤にかけての展開にちょっと荒さが目立ったんだけど、
終盤にかけての展開、盛り上がり、そして締めは、なかなかの面白さ。
終盤に行くにつれてグダグダ感の増していったアリフレロとは対照的でした。
足して1.5ぐらいで割ったらきっと名作が出来るんだろうなぁ。


ああ。
『神様の悪魔か少年』がそれか。

  • 遅れて来た魔法使い 〜小娘オーバードライブ3〜

読了。
再スタートの1冊目*1ということで
2巻とは随分と間を空けての刊行。
そのせいか、正義の味方要素が薄い単発気味な話。
2巻ラストの引きを読んだ直後だと、ちょっと不思議な気分。
バトル成分もほとんどないのでSRCデータには反映できることないなぁ。

  • 暗黒は我を蔽う マジカル・シティ・ナイト

暗黒は我を蔽う マジカル・シティ・ナイト (GA文庫)

暗黒は我を蔽う マジカル・シティ・ナイト (GA文庫)

読了。
読んでみて分かったのだけど、
マジカル・シティ・ナイトシリーズの続編でありながら、
本作はマジカル・シティ・ナイトシリーズではない。
マジカル・シティ・ナイトシリーズの続編の、
『暗黒は我を蔽う』シリーズである。
この辺は『お・り・が・み』の続編が
戦闘城塞マスラヲ』みたいなもの。
ただ、サブタイトルから分かるようにそう単純でもなく、
続編の新シリーズ1冊目であると同時に、
マジカル・シティ・ナイトシリーズの完結編でもあるらしい。


まあ、どうでもいいか。


内容に関しては、やっぱり旧シリーズ読みたいなぁ、と。
街の様子が変容している描写とかあるんだが、
『本来の街』がどうも普通の世界と違うらしいので、
その辺を類推しながら読むのが大変で。
*2

*1:といっても2冊目以降の予定はまだない

*2:昼は寝て過ごして、夜に活動する、っていうのは、変容の結果じゃなくて通常なんだよな?とか考えながら読むのは、何というか無駄な労力を払っている気がしてならない